大鎮キムラ建設のスタッフブログ
2021.02/05
<ラフェルム札幌>塗り壁のメリット・デメリット
スタッフブログ、家づくりコラム、日常、お知らせ
苫小牧・室蘭・千歳・札幌で新築、注文住宅を
建てるなら、大鎮キムラ建設。
ラフェルム札幌の進藤です。
ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
ラフェルム札幌では、フランスの片田舎に
ひっそりと佇む家を再現したお家をご提供しています。
それを再現するためのこだわりの一つとして
「通常より2倍ほどの厚みで仕上げる
モコモコとした塗り壁」が挙げられます。
南フランスの郊外のほとんどの家に
使われている白くて美しい漆喰。
漆喰は、他の素材にはない
職人の手作業ならではの風合いを感じることができ
不均等な表情が見られるのが魅力です。
ラフェルム札幌では、漆喰ではなく雪深い
北海道の厳しい環境でも長く美しい姿を
保てる塗り壁を使います。
この記事では、塗り壁を取り入れる前に
知っておくべきメリットデメリットを
ご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてください。
塗り壁のメリット
① 劣化せず汚れにくい
② 手作業の風合いがある
③ 調湿効果
① 劣化せず汚れにくい
内装の塗り壁は、長い時間が経過しても
見た目に大きな変化はありません。
新築当初のきれいな状態を
維持しやすいというメリットがあります。
万が一、汚れやしみがついてしまった場合は
紙やすりや消しゴムでこすったり、どうしても
取れない場合は上から塗り足すことができるので、
メンテナンスは意外と簡単なのです。
ラフェルムの外壁には、撥水効果があります。
蓮の葉のように水をはじく効果があるので、
外壁についた汚れは雨と一緒に転がり、
流し落としてくれるのです。
② 手作業の風合いがある
これは、内壁も外壁に共通するメリットです。
塗り壁は職人さんの手作業で塗られていくもの
なので、不均等な仕上がりとなり大量生産では
作り出すことのできない人の手仕事の温もりを
感じることができます。
コテ使いによってできた凹凸は、照明の光を
遠くまで反射させ、周りを優しい光で
包み込んでくれます。
夜のポーチ灯は、ぼんやりとした光が美しく外壁に反射します。
③ 調湿効果
これは、内壁の塗り壁のメリットです。
自然素材の塗り壁は、「呼吸する壁」と
言われています。
表面には多くの小さな穴が開いており、
ここから湿気を通すことで自然と湿度を
調整してくれるのです。
湿度の多い夏は水分を吸い取り、乾燥する冬は
余分な水分を放出するため、季節の変わり目の
湿度の変化の悩みが軽減されたり、ダニやカビの
発生を抑えてくれる効果も期待できます!
塗り壁のデメリット
① 施工に手間と時間がかかる
② ひび割れが出やすい
① 施工に手間と時間がかかる
塗り壁は手作業の為どうしても手間と
時間がかかるため、貼るだけの外壁に比べると
少々お高めな素材ではあります。
ただ、メンテナンスがしやすいことや
長く綺麗な状態を保つことができるので、
長い目で見るとどちらが自分たちには
あっているのかということも検討材料の
一つにしていただきたいと思います。
また使う塗り壁の性質上、寒い季節の施工が
不可能なものもあるため工事時期の調整や
残工事としてお引き渡し後の施工に
なってしまうこともあります。
工事時期や入居時期についても
しっかりご相談させていただきたいと思います。
② ひび割れがしやすい
塗り壁は、塗り固める仕様上ひび割れが
発生する可能性があります。
建物が木造住宅の場合は、湿気を吸ったり
乾燥したりを繰り返すという木の特性上、
どうしても木が動きひび割れが発生してしまいます。
ただ、ラフェルム外壁に使う塗り壁は、
塗り壁の下にメッシュを伏せこんでおり、
メーカーによるとひび割れは
1,000棟に1棟と言われるほどの耐久性があります。
まとめ
塗り壁には、その美しい見た目に加えて
実はメンテナンスがしやすいことや
自然素材ならではのメリットもたくさんあります。
ただ、施工時期やご予算、特性上どうしても
ご了承いただくべきポイントもございますので、
ご自身の理想の家づくりにマッチするか
どうかをご検討いただきたいと思います。
ちなみに、豊平のモデルハウスの内壁は
塗り壁ではなくビニールクロスを採用しているので、
ぜひご来場いただいてクロスの機能性や
デザイン性も合わせて
比較検討していただけたらと思います!
いつでもご相談を受け付けておりますので
お気軽にお問い合わせくださいませ。
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https://laferme-nagi.com/